「あやめ浴衣」

今月は第一部の「あやめ浴衣」に出演しております。

日舞のおさらい会では「菖蒲浴衣」の曲通りにに演奏することが多いですが、

今月の「あやめ浴衣」は。

この曲は本調子で始まります。

前弾きなし〽︎五月雨や〜小人形→飾り兜〜白がさね

○鳴物(魁春さん、花道からの出)

○これは端午の〜かげひなた

ここで二の糸を上げて二上りの短い合方を弾きます。本来の「菖蒲浴衣」の二上りの件は無し。

すぐに一の糸を上げて三下り。

ここで三下りの「潮来出島」になります。

この三下りの「潮来出島」は昭和29年、杵屋榮二師が作編曲したもので、六代目歌右衛門丈の「藤娘」で使われた曲と先輩から伺いました。

本来の「潮来」は本調子です。

「潮来」が二杯終わると「菖蒲浴衣」の〽︎青すだれに戻ります。

この〽︎青すだれの件は「お染の七役」の所作事の最後の立ち回りのところで〽︎隅田川〜という替え唄でも使われます。今月の「あやめ浴衣」でも〽︎隅田川という唄い出しですが季節に合わせて「お染の七役」で演奏するものとは所々歌詞が変わっています。

〽︎巡る盃〜酒の泉の芳村と〜合方

合方のうちに魁春さんが一段上がって正面で扇をぱらり

柝に付

「菖蒲浴衣」の三下りの合方で幕。

これもいろいろなお芝居の立ち回りや幕切れに使われます。

15分と短い一幕ですが、曲の緩急があって弾いていて面白いですね。

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